キャバクラは何分でいくら?料金体系とシステム徹底解説

キャバクラの料金は「セット料金+指名料+サービス料+税」が基本構成です。店舗のランクやエリア、時間帯によって大きく変動します。ここでは一般的なシステムとその内訳、注意点を詳しく解説します。

一見5,000〜7,000円で遊べそうに見えても、最終的には1.5〜2倍に膨らむことが多いので要注意です。

不安な場合は「明朗会計」「初回限定割引あり」の店を選び指名やドリンクの断り方次第で賢く楽しむことが可能です。

料金体系とシステム徹底解説

基本の料金構成

キャバクラの料金は複雑に見えますが、以下の6つの要素で構成されています。すべてを理解しておくことで、余計な出費やトラブルを避けることができます

【1】セット料金(基本料金)
■ 内容:

入店から一定時間(通常60分)を過ごすための基本チャージ料です。
「時間制=1セット」と呼ばれるシステムが採用されています。

■ 相場:
  • 一般的な中堅店(都内):5,000〜7,000円/60分
  • 高級店(銀座・六本木など):10,000円前後
  • 地方都市:3,000〜5,000円が主流
■ 補足:
  • 初回限定で「40分・3,000円」などの割引プランもあります
  • 自動延長制の店も多く、事前確認が必要です
【2】延長料金
■ 内容:

セット時間を過ぎて滞在する場合の追加料金。自動延長か手動延長かで対応が異なります。

■ 相場:
  • 30分あたり:2,500〜4,000円程度
  • 高級店では:5,000円〜6,000円以上も
■ 補足:
  • 「延長の確認がなかったのに勝手に延長されていた」というトラブルもあるため、明朗会計の店を選びましょう。
【3】指名料
■ 内容:

お気に入りのキャストを「本指名」や「場内指名」する際に発生します。

種類内容相場本指名あらかじめ名前を伝えて呼ぶ1,000〜3,000円場内指名来店中に気に入った子をその場で指名1,000〜2,000円
■ 補足:
  • 指名料は1人につき発生するため、複数人指名すればその分増えます
  • 本指名は「永久指名」扱いになるため、他の子を指名しにくくなることもあります
【4】キャストドリンク・ボトル代
■ 内容:

キャストにドリンクをごちそうすると、その分が会計に上乗せされます。

■ 相場:
  • キャストドリンク:1杯 1,000〜2,000円
  • ボトル(焼酎・ワインなど):5,000円〜数十万円
  • シャンパンタワーなどの演出:数万〜数十万円
■ 補足:
  • キャストが頻繁にドリンクを頼む場合は、会計が急激に膨らむ原因になります
  • 無理に断る必要はありませんが、「今は大丈夫」とやんわり伝えることも可能です
【5】サービス料(チャージ)
■ 内容:

接客・ドリンク配膳などのサービスにかかる手数料です。

■ 相場:
  • 一般的な店:10〜20%
  • 高級店やVIPルーム利用時:25〜35%
■ 補足:
  • 小計に対して計算されるため、注文が多いと跳ね上がります
  • 明細に「TAX・SC」などと略されて記載される場合もあります
【6】消費税
■ 内容:

日本の法定税率(現在10%)に基づき加算されます。サービス料とは別枠で計上されます。

■ 補足:
  • 「税込価格」と書かれていない場合、サービス料のあとにさらに税金が上乗せされます
  • 総額計算で「思ったより高い」と感じるのはこの項目のせいが多いです

【総まとめ】料金構成一覧(例)

項目 単価 説明
セット料金(60分) 6,000円 基本の時間
チャージ延長料金(30分) 3,000円 追加滞在分
指名料 2,000円 キャスト1名指名
キャストドリンク2杯 3,000円 1杯1,500円計算
サービス料(20%) 2,800円 小計14,000円に対して
消費税(10%) 1,400円 サービス料含めた金額に課税

合計18,200円想定より高くなることも多い

基本の料金構成

会計例(都内・中堅店の目安)

都内の中堅キャバクラ(新宿・池袋・上野など)で、1時間滞在+指名+軽くドリンク注文した場合の「リアルな会計シミュレーション」を詳しく解説します。

【前提条件】
  • 時間:60分(1セット)
  • 延長なし
  • 本指名あり
  • キャストドリンク:2杯注文
  • 自分は飲み放題プラン(セットに含まれる)
  • サービス料:20%
  • 消費税:10%

■ 明細シミュレーション

項目 単価 説明
セット料金(60分) 6,000円 1時間の基本利用料。飲み放題込みプランの場合もこの価格帯が主流
指名料(本指名) 2,000円 お気に入りキャストを名指しで指名
キャストドリンク(2杯) 3,000円 1杯あたり1,500円換算(店によっては2,000円〜もあり)
小計(税・サービス料除く) 11,000円 ここまでが注文ベースの料金合計
サービス料(20%) 2,200円 小計×20%。店舗によっては25〜30%もあるので要注意
消費税(10%) 1,320円  小計+サービス料に対して加算(13,200円×10%)
合計金額(税込) 14,520円 実際の支払金額。見た目以上に増える理由がここにある

■ ポイント解説

① 「キャストドリンク」が意外と重い

1杯は1,000〜2,000円が相場。
無意識に2〜3杯注文すると、それだけで3,000〜6,000円跳ね上がります。

② 「サービス料+税」で2〜3割増しになる
  • サービス料(20%)+消費税(10%)=実質約30%増
  • 小計が1万円程度でも、最終的に13,000〜14,000円超に
③ 高級店では同じ内容でも2万円超になる
  • セット料金が高い(1時間10,000円前後)
  • サービス料が25〜30%
  • ドリンク単価が高い

■ 応用編:延長&ボトルが入った場合

項目金額補足延長料金(30分)3,000円自動延長ありボトル(焼酎)6,000円テーブルに置くタイプのボトルキャストドリンク(+2杯)3,000円延長中にさらに注文された場合

→ この追加で +12,000円ほど増加
トータル 26,000円超え も普通にありえます。

会計例(都内・中堅店の目安)

エリア・店舗ランクでの違い

キャバクラにおける「エリア」や「店舗ランク」による違いを詳しく解説します。

お店の立地や格によって、在籍しているキャバ嬢の傾向、営業スタイル、客層、求められる接客力などが大きく異なります。

どのタイプのお店に行くかによって、体験や人間関係の“濃さ”も変わってきます。

■ 1. エリアによる違い(主要地域別)

エリア 特徴 客層 キャバ嬢の傾向
銀座(東京) 高級志向、落ち着いた雰囲気 経営者・富裕層 教養・マナー重視。見た目だけでなく話し方や所作も洗練されている。
歌舞伎町(新宿) 派手で華やか。回転率重視 幅広い層(若年〜実業家) ノリ重視、強めの営業。SNSやインスタの影響力が高い嬢も多い。
六本木 インターナショナル&高級感 外資系・経営層・芸能系 容姿と英語力・コミュ力の両立を求められる。モデル系も多数。
大阪・北新地 銀座に近い落ち着いた高級感 医者・経営者・地元の富裕層 笑いと品を両立。関西流のノリと気遣いのバランスが絶妙。
名古屋・錦 地元の財界人や富裕層中心 経営者・建設業・自営業者 美意識高め・ブランド好き。見た目と接客のバランス型。
福岡・中洲 親しみやすさとプロ意識の融合 地元の常連・観光客 明るく懐に入り込むのが上手い。接客力とトーク力に優れる。

■ 2. 店舗ランクによる違い(格の高低で分かれるスタイル)

ランク 特徴 在籍嬢のタイプ 客層 営業スタイル
高級店(クラブ系・高級キャバクラ) 内装、客単価、雰囲気すべてがハイランク 美貌・教養・マナーを備えたプロフェッショナル 経営者・政治家・富裕層 落ち着いた接客、長期的関係構築が重視される
中堅店(一般的なキャバクラ) 幅広い層に対応。バランス型。 外見+愛嬌。営業力とトークのバランス サラリーマン~中小経営者まで多様 指名・同伴営業を中心とした王道スタイル
ライト店(リーズナブル系・ガールズバー寄り) 料金が安く、カジュアルで入りやすい 若手・未経験・学生が多め 若年層・一見客・観光客 LINE営業よりも店内盛り上げ型。関係は浅めになりやすい

■ 組み合わせで変わる“営業スタイル”

  • 銀座 × 高級クラブ
    → 静かに上品なトーク、基本は同伴+来店がメイン。LINE営業はほぼなし。

  • 歌舞伎町 × 中堅キャバクラ
    → ガンガン営業LINE、来店催促、同伴は日常。恋愛営業も多い。

  • 中洲 × 中堅~ライトキャバ
    → 距離感が近く、親しみやすさが強み。顔よりトーク力で勝負。

  • 北新地 × 高級クラブ
    → 顧客管理力・マナー・立ち居振る舞いが重要。営業感は少なめ。

■ どんな違いが「恋愛っぽさ」や「本音の出方」に影響するのか?

  • 高級店では:
     → 営業とプライベートの線引きが明確。本音は出にくいが、関係が深まると“本物の信頼”に変わる。

  • 中堅店では:
     → 営業と好意が入り混じる。「匂わせ」「営業恋愛」が発生しやすい。見極めがカギ。

  • ライト店では:
     → 営業感は薄いが、関係もライト。好意を持たれても持続しづらい。

エリア・店舗ランクでの違い

料金を抑えるコツ

【1】“初回限定割引”を最大活用せよ

■ 解説

多くのキャバクラは新規客向けに「初回40分3,000円」「60分飲み放題4,000円」などの割引プランを用意しています。

■ 活用法
  • ポケパラ・ナイツネット・ツイッターなどで店舗検索
  • 「初回割引ありますか?」と事前に電話確認 or LINE予約
  • 同じエリアでもビルの上階ほど安めな傾向あり
■ 注意点
  • 初回は「指名NG」「ドリンク別」などの制約があることも
  • 割引適用には「予約時申告」が必要な場合あり

【2】指名しない=“場内指名”で様子を見る

■ 解説

本指名をすると1,000〜3,000円の指名料が毎回発生。さらに「他の子を指名しにくくなる」リスクも。

■ 節約テクニック
  • 最初はフリー入店(誰も指名しない)で様子を見る
  • 気に入ったキャストがいたらその場で「場内指名」
  • 雰囲気や相性を見てから本指名に移行

【3】キャストドリンクは“コントロール”が命

■ 解説

キャバ嬢のドリンクは1杯1,000〜2,000円。頼めばすぐ出るが、断れば減らせる

■ 上手な断り方(例文)
  • 「まだ飲み物来たばっかだから、後で乾杯しよう」
  • 「今日は軽く一杯だけね」
  • 「今日は仕事早いから、また今度ゆっくり」

※無理に断ると空気が悪くなるため、“ソフトに、軽く”が鉄則

【4】「自動延長」を防ぐために時間管理を徹底

■ 解説

何も言わずにいると勝手に延長されて会計が倍になることも。

■ 防止テクニック
  • 入店時に「延長は確認制ですか?」と聞いておく
  • スマホで入店時間をアラーム設定(例:55分後)
  • 55分経ったら「そろそろお会計お願いします」と自分から言う

【5】会計時に“明細チェック”を怠らない

■ 解説

ドリンクの数、延長有無、税・サービス料の設定など、店によってルールはさまざま。

■ チェックポイント
  • キャストドリンクが多すぎないか?
  • 事前説明と料金が合っているか?
  • 延長されていないか?

※万一、不審な点があれば「○○が追加になっている理由を教えてください」と冷静に確認。

【6】1人で行かず、信頼できる同行者と行く

■ 解説

経験者や常連がいると、無駄な出費を防げる。
また、キャスト側も「無茶な売り方」は控える傾向があります。

【7】“平日・早い時間”は安くなるチャンス

■ 解説

週末や深夜は料金が高騰しがち。
一方、平日19時台などは空いていて割引が効きやすい時間帯。

■ 狙い目
  • 平日(月〜木)の19:00〜21:00
  • ハッピーアワー/早割セット料金などのキャンペーン中

【8】明朗会計を掲げる店を選ぶ

■ 解説

「○○込みで○○円!」と料金が明記された店は安心感あり。
サイト・SNS・ポータル(ポケパラ等)で事前確認が重要。

■ 避けるべきワード
  • 「ドリンク別」「要確認」「予算応相談」など、あいまいな表現
  • 「◯分△円~」と“~”で終わっている価格設定

料金を抑えるコツ

明朗会計の見極め方

キャバクラで最も多いトラブルが思っていたより高かった」「説明と違った」という会計トラブル。これを避けるために必要なのが、「明朗会計の見極め」です。

ここでは見極めのポイント・事前確認すべき項目・避けるべき表現まで、プロ視点で詳しく解説します。

【1】公式サイト・SNS・ポータルに「内訳」が明記されているか

■ チェックポイント:
  • セット料金(時間制チャージ)
  • ドリンク料金(キャスト・ボトル含む)
  • 指名料
  • サービス料・税率
■ 具体例:

「60分5,000円(飲み放題)+指名料1,000円+サービス料20%+TAX10%」
→ このように全項目が数値で記載されているかが重要です。

■ NG例:
  • 「◯◯込みで◯円〜」
  • 「サービス料別」
  • 「詳細はスタッフまで」

※このような表記は、追加料金がいくらでも発生する余地を残しています。

【2】“飲み放題”の範囲が明記されているか

■ 見るべきポイント:
  • 飲み放題に「ビール・焼酎・ウイスキー」など、具体的な銘柄が書かれているか
  • キャストドリンクは別料金であることが記載されているか
■ NGパターン:
  • 飲み放題と書いてあるが、キャストの飲み物は別途
  • ハイボールやカクテルは対象外で別料金扱い

※「飲み放題=お得」と思って油断すると、キャストのドリンク請求で跳ね上がることも

【3】サービス料・TAXの比率が明記されているか

■ 基本相場:
  • サービス料:10〜30%
  • 消費税(TAX):10%(2025年現在)
■ 要注意ポイント:
  • 合計30%以上取る店もある(サービス料25%+TAX10%)
  • 曖昧に「サービス料あり」とだけ書いてある場合は高確率で割増設定
■ 明朗な店の例:

「サービス料20%+TAX10%」

【4】料金説明が“入店前”にあるか

■ 信頼できる店舗の特徴:
  • 入店前にフロントで「料金説明」をしてくれる
  • 初回客には「本日はこちらのセットがお得です」と明確に案内
  • 明細付きレシートを提示する文化がある
■ 危険な店舗:
  • 「まず入ってから」と強引に案内
  • 会計時に突然「指名がついてたので◯◯円追加です」
  • 明細を出さず、「このくらいですね」と口頭会計

【5】口コミやポータルサイトの“リアルな評判”を参考にする

■ 使えるサイト:
  • ポケパラ
  • ナイツネット
  • Google マップ
  • SNS(X、Instagramのタグ検索)
■ 見るべき情報:
  • 「料金通りだった」「明細がきっちりしてた」=明朗会計の証拠
  • 「ドリンク代が異常に高かった」「勝手に延長された」=要注意

【6】明朗会計を掲げている=看板・店頭・WEBで強調しているか

■ 信頼できるフレーズ例:
  • 「追加料金一切なし」
  • 「税・サービス料込み」
  • 「完全明朗会計・会計前確認あり」
■ 要警戒なフレーズ:
  • 「安く飲めますよ」「◯◯込みでこの価格です」→曖昧な話し方をするスタッフ
  • 「今日は混んでるのでちょっと高いかも」→その場の状況で料金が変わる危険あり

【7】LINE・WEB予約で料金を“書面化”しておく

■ テクニック:
  • 予約前にLINEやDMで「セット料金・指名料・サービス料」を事前に確認し、スクショや記録を取っておく
  • 証拠があれば会計時に**「この料金で聞いてます」**と堂々と主張できる

■ 明朗会計の“7チェックリスト”

  • セット料金が時間・金額で明記されている
  • 指名料・ドリンク代が個別に書かれている
  • サービス料とTAXが具体的な数値で書かれている
  • 飲み放題の範囲・対象ドリンクが明記されている
  • 入店前に口頭でも料金説明がある
  • 明細レシートが出ることが保証されている
  • 口コミ・評価が実際に信頼できる内容

→ すべて「YES」なら安心して遊べる明朗会計の店です。

明朗会計の見極め方

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